@article{oai:iuj.repo.nii.ac.jp:00000645, author = {倉品, さやか and Kurashina, Sayaka}, journal = {語学プログラム ワーキングペーパー, Working papers, the language programs}, month = {Mar}, note = {母語の転移は、誤用分析の研究から、第二言語習得における主要な要因とは見なされなくなってきたが、迫田(2002)、奥野(2005)に述べられているように、学習者の習得を考えるうえでやはり重要な要素であることは明らかである。張(2001)では、中国語を母語とする日本語学習者の数詞節に関する誤用が挙げられているが、本稿では、張(2007)にあるように、誤用に転移の痕跡を見つける手続きを見直し、日本語と中国語の数詞節についての対照分析による転移の予測を用いて、中国語母語の学習者が書いた作文に予測された転移が現れているかどうかについて検証を行った。その結果、正の転移が予測されたものには誤用が見られず、負の転移が予測されたものについては誤用が見られ、転移の可能性が明らかになった。負の転移については、正用もあり、予測とは異なる形式の使用も見られたが、それには日本語能力のレベルが関与していると考えられ、今後の課題として残した。}, title = {「一」を含む数詞節の習得 : 中国語母語日本語学習者の作文データに基づく調査}, year = {2009}, yomi = {クラシナ, サヤカ} }