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国際語としての “ブロークン” イングリッシュ
https://iuj.repo.nii.ac.jp/records/729
https://iuj.repo.nii.ac.jp/records/7291e7666a6-7444-41cd-a740-2034dfbc808c
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 1984-12-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 国際語としての “ブロークン” イングリッシュ | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Broken English as an International Language | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | eng | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
ソーヤー, マーク
× ソーヤー, マーク× Sawyer, Mark |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 今や英語はリンガフランカである。英語人口は6億人と、中国語に次いで多く、手紙や、ラジオ放送、航空関係の通信に、外交の場で、重要な役割を担っている。また、英語国12ヶ国に加え、22ヶ国で公用語とされている。アジア、アフリカの中等教育で97%、その他の国々でも50%の学生が英語教育を受け、大学教育レベルでも特に外国人学生を大いに助けている。世界の英語新聞の豊富さも、英語の影響力の現われである。英語は帝国主義の一環として広められたが、植民国の独立運動を強く支えた。この植民国の英語こそ、ブロークン英語のはしりである。現在、英語の普及は外国人(中国や、アラブ、ソ連邦までも)が中心になって進めている。英語は最早、ネイティブだけのものではなくなった。インド、東西アフリカ、カリブ諸島では、多様な英語で著作がなされ、活字が地域内外の人々を多様な英語に寛容にさせている。ネイティブも自己満足に溺れることなく、英語のリンガフランカとしての地位を守るためにも、他言語を習得すべきだ。日本の英語教育は大学入試英語でなく実用英語に力を注ぐべきで、とりあえず、英語を学ばねばならない学生数とその授業数を減らし、量より質の教育をすべきだ。また、学生はアジアの言語を学ぶよう奨励されるべきだ。教師たちもネイティブの英語に固執せずに、異文化間コミュニケーションの道具として、英語を活用できる人材を育成すべきだ。 | |||||
書誌情報 |
国際大学大学院国際関係学研究科研究紀要 en : Bulletin of the Graduate School of International Relations 発行日 1984-12-01 |